【4月1日 AFP】肺の感染症が再発したため3月27日に入院した南アフリカのネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領(94)について、同国大統領府の報道官は31日、順調に快方に向かっていると語った。

 反アパルトヘイト(人種隔離)闘争を率いた国民的英雄のマンデラ氏の入院は過去4か月で3度目。医師団によって肺にたまった胸水を抜く治療が行われた結果、マンデラ氏は「困難なく呼吸ができるようになった」と、大統領府は30日に声明を出していたが、その後も容体は安定しているという。

 ただし、退院のめどはまだ立っていない。(c)AFP/Susan NJANJI