【3月21日 AFP】英国のウィリアム王子(Prince William)の妻で妊娠5か月のキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge、31)は20日、ロンドン地下鉄開業150周年を祝うため、エリザベス女王(Queen Elizabeth II、86)、女王の夫のフィリップ殿下(Prince Philip)とともに、市内のベーカーストリート(Baker Street)駅を訪れた。

 キャサリン妃は地下鉄職員から「赤ちゃんがいます」と書かれたバッジを贈られるとそれをコートにあて、「家でもつけるようにしますね」と冗談を言った。

 バッジは地下鉄が妊娠した女性に配布しているもので、これを付けることで、他の乗客に席を譲って欲しいとの意思を示すことができる。キャサリン妃は同職員に「見たことがあります。効果はどうですか?」と尋ねたという。職員は男性が「この女性は妊娠しているのか?」と推測する必要がなく、大きな効果をあげていると説明したという。

 胃腸炎でローマ(Rome)訪問などの公務を中止していたエリザベス女王は、訪れたベーカーストリート駅でにっこり笑顔を見せるなどしていた。(c)AFP