【3月8日 AFP】東京都の上野動物園(Ueno Zoological Gardens)は7日、ジャイアントパンダの雌のシンシン(Shin Shin、真真)に発情徴候が認められたため、雄のリーリー(Ri Ri、力力)との同居準備を開始した。これに伴い、展示は同日から一時中止されている。  動物園の関係者によると、ジャイアントパンダが妊娠可能になるのは年に数日。そのため、そのわずかな機会を逃さないよう注意深く2頭を見守っているという。  昨年は3月下旬に交配が確認され、7月には同動物園で24年ぶりとなる赤ちゃんパンダが誕生した。しかし、その約1週間後、赤ちゃんは肺炎で死んだ。テレビ番組は放送予定を変更し、園長が涙する様子などを伝えた。(c)AFP