「怒れ!憤れ!」のステファン・エセル氏死去
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【2月28日 AFP】フランスの「レジスタンス運動」で活躍し、ホロコーストを生き延びたステファン・エセル(Stephane Hessel)氏が死去した。95歳。家族が27日、明らかにした。著書「怒れ!憤れ!(Time for Outrage)」は数百万部が売れ、世界の抵抗運動に火をつけた。
第二次世界大戦中は亡命中のシャルル・ド・ゴール(Charles de Gaulle)のレジスタンス活動に参加。ナチスの拷問を受け、強制収容所では絞首刑を免れた経験も有する。1948年の「世界人権宣言(Universal Declaration of Human Rights)」起草にも関わった。
外交官でもあったエセル氏は20世紀最後の英雄と称えられ、「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)」やスペインの「怒れる者(Indignados)」運動など、若者による抗議運動にも影響を与えた。(c)AFP/Myriam Chaplain-Riou
第二次世界大戦中は亡命中のシャルル・ド・ゴール(Charles de Gaulle)のレジスタンス活動に参加。ナチスの拷問を受け、強制収容所では絞首刑を免れた経験も有する。1948年の「世界人権宣言(Universal Declaration of Human Rights)」起草にも関わった。
外交官でもあったエセル氏は20世紀最後の英雄と称えられ、「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)」やスペインの「怒れる者(Indignados)」運動など、若者による抗議運動にも影響を与えた。(c)AFP/Myriam Chaplain-Riou