【2月24日 AFP】世界のスカイスポーツの記録を管理している国際航空連盟(FAI)は22日、昨年10月に上空約3万9000メートルからのフリーフォールに成功したフェリックス・バウムガルトナー(Felix Baumgartner)氏(43)が打ち立てた3つの記録を世界記録として公認した。

 スイスに本部を置くFAIは、バウムガルトナー氏のフリーフォールを実施したチーム「レッドブル・ストラトス(Red Bull Stratos)」が分析して最終的に示していた垂直落下速度(時速1357.6キロ、マッハ1.25)、出発点の高度(3万8969.4メートル)、パラシュートが開くまでの垂直落下距離(3万6402.6メートル )の3つを世界記録として認定した。

 バウムガルトナー氏は昨年10月14日、ヘリウム気球に取り付けられて米ニューメキシコ(New Mexico)州ロズウェル(Roswell)のはるか上空に上った加圧カプセルから、特別なサバイバルスーツを着用した状態で飛び降り、無事地上に降り立っていた。(c)AFP