【2月14日 AFP】ビキニ姿の英キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)の写真を掲載すると公表している豪女性誌「ウーマンズデイ(Woman's Day)」は13日、掲載の理由について「美しいから」とし、写真掲載の正当性を説明した。妊娠中のキャサリン妃を撮影した写真には、腹部にあきらかな膨らみが見て取れるという。

 同誌は18日の最新号で、カリブ海のマスティク島(Mustique)で休暇中だったウィリアム王子夫妻の写真を掲載する予定だ。これに先立ち、イタリア誌「Chi」も最新号で同じ写真を掲載しており、英王室の広報担当はプライバシーの侵害にあたると非難した。

 ウーマンズデイ誌の編集者、フィオナ・コノリー(Fiona Connolly)氏は、掲載する写真の選択については慎重を重ねたと述べ、また写真に写っているのは幸せいっぱいのキャサリン妃で、妊娠初期の体調不順から回復している様子も見て取れるとした。

 さらに同氏は、ウーマンズデイ誌での掲載が、2012年に南仏の別荘で王子とバカンス中だった同妃のトップレス姿の写真を掲載した仏芸能誌クローザー(Closer)のものとは異なると強調。前年の件で夫妻は、クローザー誌と撮影者を相手取り訴えを起こしている。

 今回の写真はパパラッチが撮影したものではなく、同じく休暇を楽しんでいた旅行者が撮影したもので、「キャサリン妃は公共のビーチで、周りの人たちと交流していた」とされる。(c)AFP