【2月10日 Relaxnews】米旅行協会（US Travel Association）がバレンタインデーを前に行った調査で、子ども抜きで旅行する夫婦は2人の関係に対する満足度が高いとの結果が出た。

　調査は成人1100人を対象に電話で行われ、夫婦で旅行すると答えた人のうち83％は、それにより恋愛感情が高まり、関係が深まると回答した。また、良い性生活をしているとの回答は、一緒に旅行する夫婦が75％超に上ったのに対し、しない夫婦は63％に落ち込んだ。

　こうした結果は数字を見る限りもっともだが、夫婦の旅行は特に初めての場合、決定的な試練とも見られている。心理学や人間関係に詳しいショーナ・スプリンガー（Shauna Springer）さんは「サイコロジー・トゥデイ（Psychology Today）」の掲載記事で、気分転換のための一人旅も夫婦関係にプラスであり、結婚生活への満足度が高まると主張する。

　一方、旅行ブログ「ガドリング・ドットコム（Gadling.com）」は、大切な伴侶との休暇をトラブルなく過ごすためのヒントとして、結婚期間に見合った長さにすることを挙げている。例えば結婚期間がわずか1～2か月の場合、短期休暇を避けて週末の小旅行にとどめるべきだとしている。このほか、ユーモアのセンスを保つ、計画を一緒に立てる、たまには離れて過ごすといったヒントがあるという。

　旅行サイト「バジェット・トラベル（Budget Travel）」も、ストレスを招きかねない過密な旅行スケジュールを避けることや、ガドリング・ドットコムと同様、個人行動の後で経験を分かち合うことを提案している。(c)Relaxnews/AFPBB News