【2月3日 AFP】地リスの一種グラウンドホッグで春の到来時期を占う「グラウンドホッグ・デー(Groundhog Day)」の祭事が2日、今年も米ペンシルベニア(Pennsylvania)州パンクサトーニー(Punxsutawney)で行われ、占い師役のグラウンドホッグ「フィル(Phil)」が、冬の終わりは近いとの「お告げ」を授けた。

 関係者らによると、今回フィルは巣穴から出た際に自分の影を見なかった。これは冬から春への変わり目が近いことを明確に示すお告げとされ、影を見た場合は冬があと6週間続くと判断するという。
 
 グラウンドホッグ・デーは毎年2月2日で、小さな町であるパンクサトーニーには大勢の見物客が集まる。作付け時期を判断するため、グラウンドホッグの行動を観察したドイツの農家の風習が起源だが、米国のメディアや映画で知名度が高まった。(c)AFP