【1月29日 AFP】オランダのベアトリックス女王(Queen Beatrix、74)は28日、テレビで演説し、4月30日に退位してアレキサンダー皇太子(Crown Prince Willem-Alexander、45)に王位を譲ると表明した。

 ベアトリックス女王は31日に75歳になることや、2013年にオランダ君主制が200周年を迎えることなどを退位の理由として挙げた。ベアトリックス女王の母、ユリアナ(Juliana)前女王も1980年に退位し、当時42歳だったベアトリックス女王が即位していた。

 オランダで男性の国王が即位すれば、1890年に死去したウィレム3世(Willem III)以来のこととなる。(c)AFP/Charles ONIANS