【1月14日 Relaxnews】米ワインガイド誌「ワイン・エンスージアスト(Wine Enthusiast)」は先週、「ワインを楽しむためにお勧めの観光地ベスト10」を掲載した最新号を発売した。

 リストには、イタリアやスペイン、オーストラリアなど、「常連」の各国が挙げられたが、今年のベスト10には注目すべき変化もあった。主要ワイン産出国の1つ、フランスの産地がリストから外されたのだ。「食と文化の幅広い経験のため」にこのリストを作成する同誌は、「極めて優れた旅の経験と、忘れられないワイン」を紹介することを約束している。

 同誌が選んだ「今年お勧めのワイン観光地ベスト10」は、以下のとおり。

・スペイン・リオハ(Rioja
・オーストリア・ドナウ(Danube
・米ニューヨーク(New York)州ノースフォーク(North Fork)とサウスフォーク(South Fork
・南アフリカ・ステレンブーシュ(Stellenbosch
・米カリフォルニア(California)州モントレー(Monterey)郡
・ブラジル・ヴァレドスヴィニェドス(Vale des Vinhedos
・米オレゴン(Oregon)州ウィラメットバレー(Willamette Valley
・豪ニューサウスウェールズ(New South Wales)州ハンターバレー(Hunter Valley
・ポルトガル・ドウロバレー(Douro Valley
・イタリア・プーリア(Puglia)州

 一方、旅行情報サイト最大手のトリップアドバイザー(TripAdvisor)もまた、昨年中に旅行者が選んだ人気のワイン観光地を発表した。このリストにも、フランスの産地は入っていなかった。

 人気があった行き先は、イタリア・トスカーナ(Tuscany)州、米カリフォルニア州ソノマ(Sonoma)郡、豪ニューサウスウェールズ州ハンターバレー、南ア・ステレンブーシュ、アルゼンチン・メンドーサ(Mendoza)州だった。(c)Relaxnews/AFPBB News