【11月30日 AFP】米国の赤ちゃんの名前で最も多かったのは今年も男児がエイデン(Aiden)、女児がソフィア(Sophia)だったと、妊婦向けウェブサイト、ベビーセンター(BabyCenter.com)が29日、発表した。

 エイデンは8年連続、ソフィアも3年連続でトップの座を維持している。これに続く2~5位は男児がジャクソン(Jackson)、イーサン(Ethan)、リアム(Liam)、メイソン(Mason)、女児がエマ(Emma)、オリビア(Olivia)、イザベラ(Isabella)、エバ(Ava)だった。

 サンフランシスコ(San Francisco)を拠点とするベビーセンターは、2012年にベビーセンターのウェブサイトで両親によって公開された新生児50万人の名前を元にランキングを作成した。

 ソフィアは「知恵」、エイデンには「燃えさかる」という意味があるなど、意味をもった名前を子どもにつけることが最近の傾向だという。

「名前そのものに意味があったり、大切に思っている人や感銘を受けた人にちなんだ名前を付けるのが最近特に目立つトレンドになっています」と、ベビーセンターのリンダ・マレー(Linda Murray)グローバル編集長は話す。

 ちなみに米社会保険庁(Social Security Administration)の統計によれば、今から50年前の1962年の新生児の名前トップ5は男児がマイケル(Michael)、デービッド(David)、ジョン(John)、ジェームズ(James)、ロバート(Robert)で、女児がリサ(Lisa)、メアリー(Mary)、スーザン(Susan)、カレン(Karen)、リンダ(Linda)だった。(c)AFP