【11月1日 Relaxnews】英ロンドン(London)郊外のヒースロー空港(Heathrow Airport)にこのほど、期間限定の「ポップアップ公園」がターミナルのど真ん中に出現した。空港を忙しく行きかう旅行客たちに、一時でもリラックスしてもらおうとの趣向がこらされている。

 同空港のターミナル5内に設けられた公園に植えられた草花や生け垣、ハーブの茂みは全て本物の植物で、空港内の人びとの目を楽しませるだけでなく、飛行機での長旅に旅立つ前に心を癒やし緊張をほぐす効果をもたらすよう考えられている。

 たとえば茂みに植えられたローズマリーは筋肉の疲労を緩和し、ジャスミンには搭乗前の乗客の精神を安定させる効果がある。

 航空当局が挙げた業界調査によると、旅行客の3分の1は休暇気分にひたるまでには5日間かかると答えている。さらには海外旅行者の半数近くが、休暇中もEメールや留守電をチェックしているという。

 ヒースロー空港で「ポップアップ公園」が楽しめるのは、今月4日まで。

 ほかに空港利用客向けのユニークなサービスとしては、仏パリ(Paris)近郊のオルリ空港(Orly Airport)とシャルル・ドゴール空港(Charles de Gaulle Airport)で前年、有名シェフによる10分間の「ミニ料理教室」が開かれている。(c)Relaxnews/AFPBB News