米ワシントンの赤ちゃんパンダ、生後1週間で死ぬ
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【9月24日 AFP】米ワシントンD.C.(Washington D.C.)のスミソニアン国立動物園(Smithsonian National Zoo)で23日、生後わずか1週間のジャイアントパンダの赤ちゃんが死亡した。現在、動物園で死因を調べている。 中国から貸与されているパンダのメイシャン(美香、Mei Xiang)が16日にこの赤ちゃんパンダを出産していたが、23日午前9時17分(日本時間同日午後10時17分)ごろ飼育員らがメイシャンの悲しげな鳴き声を耳にし、すぐに異変を獣医に知らせた。午前10時22分(日本時間午後11時22分)に赤ちゃんパンダを取り出して獣医がCPR(心肺蘇生術)などを試みたが、赤ちゃんパンダは反応しなかったという。 獣医によれば、一見したところ赤ちゃんパンダに外傷や感染症の兆候は見られず、体重も100グラムをやや下回る程度で健康状態は良好だったという。 スミソニアン国立動物園ではパンダ舎内の映像を24時間、ウェブカメラでライブ配信していたが、赤ちゃんパンダの死を受けて配信を中止した。(c)AFP