【8月29日 Relaxnews】米商務省の旅行観光業担当部局OTTIOffice of Travel and Tourism Industries)が公表した最新の調査で、日本や中国、ドイツなどの主要市場で夏の渡米予約が増加していることが分かった。

 調査対象になった中国の旅行会社の95%で、今夏の渡米予約者が前年夏より増加していた。また第4四半期に予約が増加する見通しだと回答した会社は約91%に上った。中国の旅行会社は、米国への旅行者が増加する主な要因として、直行航空路線の開設や中国の経済成長を挙げている。

 一方、英国の旅行会社は、英国経済や航空運賃、ホテル料金などの要因により、今夏の米国旅行予約は前年と変わらず横ばいになると予測している。

 この調査はOTTIがカナダ、英国、日本、ドイツ、中国の旅行会社を対象に実施しているもので、米国への旅行者の予約情報やその増減の要因を四半期に1度のペースで調べている。(c)Relaxnews/AFPBB News