巨大なペニスを持つ男性、空港職員に止められる 米国
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【7月20日 AFP】巨大なペニスを持つことで知られる米国人男性が、サンフランシスコ国際空港(San Francisco International Airport)で「ズボンの中のふくらみ」を不審に思った保安職員から質問を受けていたことが19日、明らかになった。
米誌ローリング・ストーン(Rolling Stone)によれば、ジョナ・ファルコン(Jonah Falcon)さん(41)の長さは平常時約24センチ、勃起時で33センチにもなり、「世界最大級のペニスを持つ男」としてテレビ番組でもたびたび紹介されてきた。
9日、サンフランシスコ(San Francisco)からニューヨーク(New York)へ戻るため空港に来たファルコンさんは、左の太もも上部にある「ふくらみ」に気づいた米運輸保安局(Transportation Security Administration、TSA)の職員に止められた。
ファルコンさんが現地紙サンフランシスコ・クロニクル(San Francisco Chronicle)に語ったところによると、職員はポケットに何か入っているかと質問してきた。ファルコンさんが「いいえ」と答えると、「腫れ物かなにかですか」と尋ねられたという。
■「腫れ物かなにかですか」
ふくらみはペニスだと告げると、股間付近の簡単な身体検査を受けた。ファルコンさんは5分間足止めされた。このようなことが起こるのは初めてではないという。
「(全身スキャナー)も通ったことがあるけど特に心配はしなかった。最悪、何が起こるっていうんだい? ペニスを引っ張り出して見せなければいけないとか?そんなの慣れっこだ。人に聞かれて、自分の気が向けば、見せてあげることもあるよ」(ファルコンさん)
ローリングストーン誌が2003年に掲載した「ミスター・ビッグ(Mr. Big)」というタイトルの記事によれば、ファルコンさんのペニスは10歳の時に既に約20センチもあったという。息子のペニスの巨大さに驚いたという母親のコメントも掲載されている。
「生まれたときからそうだったのよ。常に年齢の割には大きかった。でも、問題は大きいペニスではなくて、それにどうしてもこだわってしまう人たちね。男たちはペニスに男らしさを見出す。そんな世界に私たちは生きているの」
AFPは運輸保安局とファルコンさんにコメントを求めたが、今のところどちらからも返答を得られていない。(c)AFP