【7月20日 Relaxnews】中国は2012年末までに、世界で最も多く国外観光客を排出する国となることが予測されている。現在までに出されている公式データを見る限り、この予測が現実のものとなる日はそう遠くはなさそうだ。

 中国観光研究院(China Tourism Academy)は、2012年に国外を旅行をする中国人の数は約7800万人に上ると予測しており、過去数年間については、2010年には5740万人、11年には7000万人と中国人観光客の数は増加を続けている。

 また中国国家観光局(China National Tourism AdministrationCNTA)がまとめた最新の報告によれば、2012年1~6月の国外旅行者は前年同期比18%増の3800万人で、先の予測が的外れなものではないことがわかる。

■中国人に人気の旅行先トップ10(渡航人数)

1位 香港(2832万人)
2位 マカオ(1977万人)
3位 韓国(237万人)
4位 台湾(185万人)
5位 マレーシア(174万人)
6位 日本(163万人)
7位 タイ(152万人)
8位 米国(136万人)
9位 ベトナム(114万人)
10位 シンガポール(100万人)

(c)Relaxnews/AFPBB News