豊作の州政府に大統領からキャデラック、トルクメニスタン
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【7月4日 AFP】中央アジア・トルクメニスタンのグルバングルイ・ベルドイムハメドフ(Gurbanguly Berdymukhamedov)大統領は3日、米高級車キャデラック(Cadillac)を記録的な豊作となった同国レバプ(Lebap)州の政府に与えるよう命じた。
レバプ州では今年、大統領が設定した目標を上回る35万トンの穀物が既に収穫されている。豊作の報酬として、同大統領は国内では販売されていない米高級車「キャデラック・エスカレード(Cadillac Escalade)」1台を同州政府に買い与える命令を出した。
政府職員でさえ米国製の自動車を使うことはないトルクメニスタンで、キャデラック・エスカレードは極めて珍しい。国営紙ニュートラル・トルクメニスタン(Neutral Turkmenistan)は、与えられた車は州政府の公務に使われると伝えている。
旧ソビエト連邦時代の計画経済がいまだに残る同国には豊富なエネルギー資源がある。国土の大半は砂漠だが、国民の多くは木綿と小麦を主とするかんがい農業に従事している。
ベルドイムハメドフ大統領は、異彩を放つ独裁的指導者だったサパルムラト・ニヤゾフ(Saparmurat Niyazov)前大統領が死去した2006年以来、同国トップの座にある。(c)AFP
レバプ州では今年、大統領が設定した目標を上回る35万トンの穀物が既に収穫されている。豊作の報酬として、同大統領は国内では販売されていない米高級車「キャデラック・エスカレード(Cadillac Escalade)」1台を同州政府に買い与える命令を出した。
政府職員でさえ米国製の自動車を使うことはないトルクメニスタンで、キャデラック・エスカレードは極めて珍しい。国営紙ニュートラル・トルクメニスタン(Neutral Turkmenistan)は、与えられた車は州政府の公務に使われると伝えている。
旧ソビエト連邦時代の計画経済がいまだに残る同国には豊富なエネルギー資源がある。国土の大半は砂漠だが、国民の多くは木綿と小麦を主とするかんがい農業に従事している。
ベルドイムハメドフ大統領は、異彩を放つ独裁的指導者だったサパルムラト・ニヤゾフ(Saparmurat Niyazov)前大統領が死去した2006年以来、同国トップの座にある。(c)AFP