2011年のドイツの新生児数、1946年以降で最低 移民は増加
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【7月3日 AFP】ドイツで2011年に生まれた新生児の数が、統計を開始した1946年以降で最低を記録したことが分かった。その一方で、強い経済力を誇るドイツへの移民は増えていることから、ドイツ全体の人口は増加している。
ドイツ連邦統計局(Destatis)が2日に発表した統計によると、2011年にドイツで生まれた新生児は約66万3000人で、前年比で2.2%減少した。一方、ドイツへの新規移民は約27万9000人でこの10年で最も多かった。その結果、ドイツ全体の人口は10万人近く増加した。
他の欧州各国が債務危機に苦しむ中、経済大国ドイツが安全な「避難先」と見られていることが移民急増の一因と考えられる。だがドイツの人口は長期的には減少傾向にある。ドイツの現在の人口は約8200万人だが、統計によれば50年後には1700万人少ない約6500万人になると予測されている。(c)AFP
ドイツ連邦統計局(Destatis)が2日に発表した統計によると、2011年にドイツで生まれた新生児は約66万3000人で、前年比で2.2%減少した。一方、ドイツへの新規移民は約27万9000人でこの10年で最も多かった。その結果、ドイツ全体の人口は10万人近く増加した。
他の欧州各国が債務危機に苦しむ中、経済大国ドイツが安全な「避難先」と見られていることが移民急増の一因と考えられる。だがドイツの人口は長期的には減少傾向にある。ドイツの現在の人口は約8200万人だが、統計によれば50年後には1700万人少ない約6500万人になると予測されている。(c)AFP