英ロンドンの時計塔「ビッグベン」、女王即位60年を記念して改名へ
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【6月27日 AFP】英国・ロンドン(London)の観光名所で「ビッグベン(Big Ben)」の愛称で親しまれている国会議事堂の時計塔が、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)即位60年を記念して「エリザベス・タワー(Elizabeth Tower)」と改名されることになった。
国会議員数百人が改名に賛同する署名をしていたことを受け、下院の運営を管理する委員会が26日、改名の手続きを取ると発表した。
時計塔の正式名は「クロック・タワー(Clock Tower)」といい、ビッグベンという名前は厳密には塔上部に設置された大時鐘に付けられたもの。議員らは、改名後も通称としてビッグベンを使い続けるのは問題ないとしている。
ビッグベンの高さは96メートル。ロンドン中心部に響き渡る「ゴーン」という特徴的な鐘の音で時を知らせている。愛称の由来は、鐘に刻印されているベンジャミン・ホール(Benjamin Hall)という当時の技術者の名前だという説が最も有力だが、1850年代に活躍したボクシングのヘビー級チャンピオン、ベン・カウント(Ben Caunt)からという説もある。(c)AFP
国会議員数百人が改名に賛同する署名をしていたことを受け、下院の運営を管理する委員会が26日、改名の手続きを取ると発表した。
時計塔の正式名は「クロック・タワー(Clock Tower)」といい、ビッグベンという名前は厳密には塔上部に設置された大時鐘に付けられたもの。議員らは、改名後も通称としてビッグベンを使い続けるのは問題ないとしている。
ビッグベンの高さは96メートル。ロンドン中心部に響き渡る「ゴーン」という特徴的な鐘の音で時を知らせている。愛称の由来は、鐘に刻印されているベンジャミン・ホール(Benjamin Hall)という当時の技術者の名前だという説が最も有力だが、1850年代に活躍したボクシングのヘビー級チャンピオン、ベン・カウント(Ben Caunt)からという説もある。(c)AFP