【6月12日 Relaxnews】欧州の航空会社の乗客のうち60%が近隣の乗客のストレッチに苛立ち、59%の乗客が暴れ回る子供をうっとうしく感じていることが、旅行サイト「lastminute.com」が行った調査で明らかになった。酔った乗客については、53%が嫌悪しているという。
 
 イライラする原因として、38%が大声で話す乗客を、29%が大音量で音楽を聴く乗客をあげている。音を立てて食事をする乗客を嫌がる回答も、ほぼ同じ割合だった。続く7位にはいびきがランクインした。
 
 変わったところでは、回答者の4分の1が着陸時の拍手をうっとうしく感じていた。18%がおしゃべりな隣りの乗客を迷惑だと感じる一方、ナンパしてくる隣人を嫌がる人はたったの8%と寛容だ。
 
 全般的に、イライラの原因を取り除こうと行動を起こす人は半数以下だった。こうした場合、英国人の36%が座席の変更を求めるのに対し、フランス人は11%だった。
 
 イライラの原因を無視しようとさえする乗客もおり、9%はアルコール飲料に救いを求め、同じく9%が睡眠薬に頼っていた。

 今回の調査は同サイトが4月25日から5月20日の間に、英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペインの5か国の6193人を対象として行った。(c)Relaxnews/AFPBB News