【6月14日 Relaxnews】料理ガイド「モダニスト・クイジン(Modernist Cuisine)」のライターたちが、家庭で料理をする人たちのための料理百科事典に取り組んでいる。

 回転数1万RPMの遠心分離機にかけたニンジンのスープや、貯蔵室に親水コロイドを用意する必要のある料理を取り上げた全2400ページのオリジナル版とは異なり、家庭向けに編集された今回の事典は、グリルドチーズサンドイッチなど家庭でも簡単に作れる料理を集めた。

 ここではモダニスト・クイジンの主催イベントで毎回、好評を得ているデザート、ピスタチオ・ジェラートのレシピを紹介する。滑らかでクリーミーな舌触りながら卵や乳製品を使用していないので、完全菜食主義者にもお薦めだ。

・材料

冷水 680ml
砂糖 4分の3カップ
タピオカ粉 4分の1カップ
塩 大さじ1と4分の3杯
キサンタンガム(Xantham gum) 0.3グラム
ピュア・ピスタチオバター 4分の3カップ
ピスタチオ・オイル 半カップ

・作り方

1. 砂糖、タピオカ粉、塩、キサンタンガムを混ぜ合わせる。
2. 冷水に1を少しずつ加えながらフードプロセッサーで混ぜる。
3. 2をなべに入れて火にかけ、絶えずかき混ぜながら温める。
4. 沸騰したら火から下ろす。
5. 4にピスタチオバターとピスタチオ・オイルを加え、完全に溶け込むまで混ぜる。
6. 氷が入った容器に4を器ごと乗せ、冷やしながら混ぜる。
7. 6を家庭用アイスクリーム製造機に入れ、中身が凍ってどろっとするまで30分ほどかくはんする。
8. 出来上がったジェラートの上面にラップをして、密閉容器でしっかり固まるまで冷凍庫で4時間冷やす。

(c)Relaxnews/AFPBB News

【動画】作り方(英語)