英女王の代役を20年務める女性、仕事の楽しさを語る
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【5月27日 AFP】6月に即位60周年を祝う際、英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)は、20年間にわたって女王のスタンドイン(代役)を務めてきたエラ・スラック(Ella Slack)さん(69)が通った道をたどることになる。
BBC(英国放送協会)の元プロデューサーで英マン島(Isle of Man)に暮らすスラックさんは、エリザベス女王の即位60周年記念式典を前に、リハーサル中のスタンドインとして放送関係者や式典主催者から引っ張りだこになっている。
祝賀イベントがピークを迎えるのは6月3日。王室一家の乗る遊覧船スピリット・オブ・チャートウェル(Spirit of Chartwell)と船団がロンドン(London)のテムズ川(River Thames)をパレードするイベントだ。すでにスラックさんはリハーサルで同遊覧船に乗船した。
「川のパレードは3月に練習した。ウインターコートを着て、黒い帽子と1ポンド(約120円)のハンドバッグを持って、箱の上にちょこんと座って」とスラックさんは英紙デーリー・ミラー(Daily Mirror)に話した。「ロイヤルファミリーより先に乗るだなんて、非常に光栄なこと」
ボランティアでスタンドインを務めているスラックさんは、その理由について「素晴らしい栄誉だから」と語る。「女王様よりも先に、王室のランドー馬車に乗ったり、ウィンザー城(Windsor Castle)の王室席まで歩いたりする経験をできる人なんて、なかなかいないでしょう?」
スラックさんの友人は、英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)に対しこう語った。「(スラックさんは)エリザベス女王と同じくらいのペースで歩くので、イベントを準備している人たちは彼女を基準にして進行のタイミングを決められるんです。彼女はスタンドインをとても楽しんでますよ」(c)AFP
【参考】ミラー紙に掲載されたスラックさんの写真
BBC(英国放送協会)の元プロデューサーで英マン島(Isle of Man)に暮らすスラックさんは、エリザベス女王の即位60周年記念式典を前に、リハーサル中のスタンドインとして放送関係者や式典主催者から引っ張りだこになっている。
祝賀イベントがピークを迎えるのは6月3日。王室一家の乗る遊覧船スピリット・オブ・チャートウェル(Spirit of Chartwell)と船団がロンドン(London)のテムズ川(River Thames)をパレードするイベントだ。すでにスラックさんはリハーサルで同遊覧船に乗船した。
「川のパレードは3月に練習した。ウインターコートを着て、黒い帽子と1ポンド(約120円)のハンドバッグを持って、箱の上にちょこんと座って」とスラックさんは英紙デーリー・ミラー(Daily Mirror)に話した。「ロイヤルファミリーより先に乗るだなんて、非常に光栄なこと」
ボランティアでスタンドインを務めているスラックさんは、その理由について「素晴らしい栄誉だから」と語る。「女王様よりも先に、王室のランドー馬車に乗ったり、ウィンザー城(Windsor Castle)の王室席まで歩いたりする経験をできる人なんて、なかなかいないでしょう?」
スラックさんの友人は、英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)に対しこう語った。「(スラックさんは)エリザベス女王と同じくらいのペースで歩くので、イベントを準備している人たちは彼女を基準にして進行のタイミングを決められるんです。彼女はスタンドインをとても楽しんでますよ」(c)AFP
【参考】ミラー紙に掲載されたスラックさんの写真