【5月14日 Relaxnews】英国人が最も好きなヨーロッパ料理はイタリア料理で、2位は英国料理――旅行サイト、ホリデー・ハイパーマーケット(Holiday Hypermarket)が実施した調査で、このような事実が分かった。

 調査で英国内の2000人以上を対象に、「欧州で、どの国の料理が1番か」と尋ねたところ、30%以上が「イタリア」と答えた。2番目は自国の「英国」との回答で22%、次いでフランスの12%、スペイン5%、ギリシャが3%と続いた。

 また調査の結果、食の好みで世代間にギャップがあることも分かった。55歳以上の回答者では英国料理が1番という回答が多く、18~34歳の若い世代はイタリア料理を好む傾向にあった。またイタリア料理は女性の方が人気が高かった。

 英国料理は、かつて料理不毛の地と呼ばれるほど不評だった。しかし、高級レストラン格付け本「ミシュランガイド(Michelin Guide)」で星を獲得し世界的に著名なヘストン・ブルーメンタール(Heston Blumenthal)氏や若手人気シェフ、ジェイミー・オリバー(Jamie Oliver)氏らの活躍のおかげで、その汚名も返上された。

 ホリデー・ハイパーマーケットによると、魚や肉、農作物や食品の産地名を記すことができる欧州連合(EU)法の原産地呼称保護認定を受けた英国の食品は、スコットランド産サーモンやカンバーランド・ソーセージ、ヨークシャー・プディングなど42点ある。(c)Relaxnews/AFPBB News