【4月9日 AFP】北京(Beijing)で7日、動物の権利を啓発するイベントがあり、捨て犬の里親あっせんなどが行われた。

 中国では依然として、動物の権利に対する認識が浸透していない。動物保護に関する法もほとんど存在せず、多くの動物園の運営はずさんで、市場では漢方薬として動物の部位が売買対象とされてきた。

 だが近年、狂犬病の流行時におけるイヌの大量殺処分や、食材としてのネコの殺処分などで政府に抗議したり、漢方用の胆汁をとるためのクマ牧場の廃止を呼び掛ける声があがるなど、変化が見られつつある。(c)AFP