表彰式でコメディー映画『ボラット』の曲、カザフスタンのチームが謝罪要求
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【3月24日 AFP】カザフスタンの射撃チームは23日、競技大会の表彰式で、開催国のクウェートが誤ってカザフスタン国歌の代わりにコメディー映画のパロディー国歌を流したことについて、謝罪を要求した。
ハプニングは、金メダルを獲得したカザフスタン代表のマリア・ドミトリエンコ(Maria Dmitrienko)選手が表彰台に上がり、国歌が流れる場面で起きた。
スピーカーから流されたのは、英コメディアンのサシャ・バロン・コーエン(Sacha Baron Cohen)主演の風刺映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan)』で使われた曲だった。
同映画は2006年のヒット作品。カザフスタンを、馬の尿を飲み近親相姦も行う、時代遅れの人種差別主義者がはびこる国として描いている。
クウェートの大会関係者らは謝罪した後、カザフスタンの正式な国歌を流してメダルの授与式をやり直した。
カザフスタンの外務省は現地メディアに対し、今後同じようなミスが起きないよう、今回の出来事について調査中だと述べた。(c)AFP
ハプニングは、金メダルを獲得したカザフスタン代表のマリア・ドミトリエンコ(Maria Dmitrienko)選手が表彰台に上がり、国歌が流れる場面で起きた。
スピーカーから流されたのは、英コメディアンのサシャ・バロン・コーエン(Sacha Baron Cohen)主演の風刺映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan)』で使われた曲だった。
同映画は2006年のヒット作品。カザフスタンを、馬の尿を飲み近親相姦も行う、時代遅れの人種差別主義者がはびこる国として描いている。
クウェートの大会関係者らは謝罪した後、カザフスタンの正式な国歌を流してメダルの授与式をやり直した。
カザフスタンの外務省は現地メディアに対し、今後同じようなミスが起きないよう、今回の出来事について調査中だと述べた。(c)AFP