ナイアガラの滝で1世紀ぶりに綱渡り開催へ
このニュースをシェア
![ナイアガラの滝で1世紀ぶりに綱渡り開催へ](https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/0/2/810wm/img_029f18a2e65f6a165574de97610f8cea213804.jpg)
【2月18日 AFP】カナダ・米国国境にある観光名所のナイアガラの滝(Niagara Falls)で、1世紀ぶりに綱渡りショーが行われる。カナダのナイアガラ公園管理局(Niagara Parks Commission)が15日、開催許可を出した。
この向こう見ずなショーに挑むのは、世界的な綱渡り名人ニック・ワレンダ(Nik Wallenda)氏(33)。同管理局は前年12月、同氏の申請を却下していたが、同氏が経済効果の大きさを主張して説得し、決定を覆す形になった。
綱渡りショーについて、対岸の米国ニューヨーク(New York)州とニューヨーク州ナイアガラフォールズ(Niagara Falls)市長は既に許可を出しており、カナダの公園管理局による反対だけが障害となっていた。
同管理局のジャニス・トムソン(Janice Thomson)局長は声明で「スタントがこれまで歴史に刻んできた役割と、ナイアガラの滝の宣伝効果も考慮し今回の決定に至った」と述べた。
ただ、同局長は、今回の許可は「非常に例外的で、今回限り」とし、管理局はこうしたスタントの申請の審議は20年に1回しか行わないと付け加えた。
今回綱渡りに挑むニック・ワレンダ氏は、曲芸や危険なスタントショーを行う「ワレンダ一家(The Flying Wallendas)」の7代目。ワレンダ一家はセーフティーネットなしの綱渡りで有名だ。
ナイアガラの滝を綱渡りで渡ったのは、1896年のジェームス・ハーディ(James Hardy)が最後。報道によると、ワレンダ氏は巨大な滝をまたいでカナダ側と対岸の米国側に架けられた、幅5センチメートル・長さ450メートルの綱を渡る予定だという。当日は、救助ヘリと救助ダイバーのチームが待機する。
綱渡りの時間は最長45分間で、2012年の夏に開催される予定。経済効果は1億2000万カナダドル(約95億円)と試算されている。(c)AFP
この向こう見ずなショーに挑むのは、世界的な綱渡り名人ニック・ワレンダ(Nik Wallenda)氏(33)。同管理局は前年12月、同氏の申請を却下していたが、同氏が経済効果の大きさを主張して説得し、決定を覆す形になった。
綱渡りショーについて、対岸の米国ニューヨーク(New York)州とニューヨーク州ナイアガラフォールズ(Niagara Falls)市長は既に許可を出しており、カナダの公園管理局による反対だけが障害となっていた。
同管理局のジャニス・トムソン(Janice Thomson)局長は声明で「スタントがこれまで歴史に刻んできた役割と、ナイアガラの滝の宣伝効果も考慮し今回の決定に至った」と述べた。
ただ、同局長は、今回の許可は「非常に例外的で、今回限り」とし、管理局はこうしたスタントの申請の審議は20年に1回しか行わないと付け加えた。
今回綱渡りに挑むニック・ワレンダ氏は、曲芸や危険なスタントショーを行う「ワレンダ一家(The Flying Wallendas)」の7代目。ワレンダ一家はセーフティーネットなしの綱渡りで有名だ。
ナイアガラの滝を綱渡りで渡ったのは、1896年のジェームス・ハーディ(James Hardy)が最後。報道によると、ワレンダ氏は巨大な滝をまたいでカナダ側と対岸の米国側に架けられた、幅5センチメートル・長さ450メートルの綱を渡る予定だという。当日は、救助ヘリと救助ダイバーのチームが待機する。
綱渡りの時間は最長45分間で、2012年の夏に開催される予定。経済効果は1億2000万カナダドル(約95億円)と試算されている。(c)AFP