【2月5日 AFP】米バーモント(Vermont)州警察は、パトカーのエンブレムになんとブタの図柄が隠されていたことを発見した――バーリントン・フリープレス(Burlington Free Press)が3日、報じた。

 ブタは警察を指す侮蔑語として長らく使われてきた。警察官は自分たちのシンボルとしてブタを決して用いたくないものだ。

 だがフリープレスによると、バーモント州の警察車両の大半につけられたエンブレムの中に、ブタが隠されていたことが発覚。問題のエンブレムには、のどかな田園風景の中にウシが描かれており、そのウシの斑点の1つが、実はブタのシルエットになっていたのだ。

 フリープレスによれば、州当局者はこの事実に2日に気づき、セントアルバンズ(Saint Albans)にある刑務所の印刷工場で行われた悪ふざけだったことを突き止めたという。

 4年前にある受刑者がコンピューターのプログラムを改変し、このブタの画像を入れていたとみられる。(c)AFP

【参考】ウシの斑点に隠されたブタの絵を掲載したバーリントン・フリープレスの記事