日本の人口、50年後には3割減
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【1月31日 AFP】厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は30日、日本の総人口は2060年までに現在の約1億2770万人から約3割減の約8670万人になるとの予測を発表した。今の状況が変わらなければ、2110年までに約4290万人まで減少するとしている。
平均寿命は、女性が2010年の86.39歳から2060年には90.93歳に、男性が同79.64歳から同84.19歳に伸びると予測した。女性が生涯に産む子供の人数も2060年には1.35人に減少し、人口増に必要なレベルを大幅に下回るとしている。
現在、100歳以上は人口10万人中37人。人数にすると4万7700人以上で、うち87%が女性だ。また、65歳以上の割合は全人口の20%を超え、世界で最も高い水準にある。
アナリストらによると、人口が減少すること自体は問題ではない。高齢者の増加は社会保障費の増大を意味しているが、日本の公的債務は既にGDP(国内総生産)の約2倍にのぼっており、これは先進国の中でも最悪の数字だ。(c)AFP
平均寿命は、女性が2010年の86.39歳から2060年には90.93歳に、男性が同79.64歳から同84.19歳に伸びると予測した。女性が生涯に産む子供の人数も2060年には1.35人に減少し、人口増に必要なレベルを大幅に下回るとしている。
現在、100歳以上は人口10万人中37人。人数にすると4万7700人以上で、うち87%が女性だ。また、65歳以上の割合は全人口の20%を超え、世界で最も高い水準にある。
アナリストらによると、人口が減少すること自体は問題ではない。高齢者の増加は社会保障費の増大を意味しているが、日本の公的債務は既にGDP(国内総生産)の約2倍にのぼっており、これは先進国の中でも最悪の数字だ。(c)AFP