満月と海を描いたヒトラー作の絵が競売に、スロバキア
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【1月27日 AFP】アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)がナチス・ドイツ(Nazi)の独裁者になる前の1913年に描いた絵が、現在スロバキアで競売にかけられている。
同国の競売会社Darteによると、(複数の媒材を用いた)ミクストメディアの絵は、満月ときらめく海を描いたもので、「Maritime Nocturno(夜の海)」というタイトルが付けられている。
競売はVIPを対象に非公開で行われており、現在4人が参加している。26日現在の値は1万200ユーロ(約103万円)で、29日に締め切られる。
出品したのはスロバキアの画家の遺族で、氏名は公表されていない。この画家は20世紀初頭のウィーン(Vienna)で、画家になるため悪戦苦闘していたヒトラーと個人的に会ったことがあると考えられるという。
Darteの支配人は、「わたしは彼を画家として見ている。この絵を描いた時、自分が将来どういう人間になるのか、想像もできなかっただろう」と話した。
Darteは前年にも、同じ遺族から出品されたヒトラー作の絵を競売にかけており、1万200ユーロで落札されている。(c)AFP
同国の競売会社Darteによると、(複数の媒材を用いた)ミクストメディアの絵は、満月ときらめく海を描いたもので、「Maritime Nocturno(夜の海)」というタイトルが付けられている。
競売はVIPを対象に非公開で行われており、現在4人が参加している。26日現在の値は1万200ユーロ(約103万円)で、29日に締め切られる。
出品したのはスロバキアの画家の遺族で、氏名は公表されていない。この画家は20世紀初頭のウィーン(Vienna)で、画家になるため悪戦苦闘していたヒトラーと個人的に会ったことがあると考えられるという。
Darteの支配人は、「わたしは彼を画家として見ている。この絵を描いた時、自分が将来どういう人間になるのか、想像もできなかっただろう」と話した。
Darteは前年にも、同じ遺族から出品されたヒトラー作の絵を競売にかけており、1万200ユーロで落札されている。(c)AFP