【1月24日 AFP】ドイツ西部ボン(Bonn)市は23日、路上の売春婦からのメーターによる税金徴収システムは順調に機能しており、今後も継続すると発表した。
 
 同市は前年8月、課税対象の拡大による税収増を狙い、路上での売春営業行為への課税にドイツで初めてメーター制を導入。税金徴収用メーターは自動車のパーキングメーターに似た形状で、市中心部付近の工業地域の路上に設置されている。

 市当局によると、サウナや「性的拠点」を含む各所から徴収した前年度の「セックス税」は計約25万ユーロ(約2500万円)で、そのうちメーターから回収された税金は約1万4000ユーロ(140万円)だった。

 路上で客引きをする売春婦が徴収される税金は、客の数に関わらず1晩で6ユーロ(約600円)。不払いが重なると罰金が科せられる。

 ボンの路上で不定期に客引きをする売春婦は200人ほどおり、ひと晩平均20人前後が稼働しているとみられている。(c)AFP

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