【1月23日 AFP】英国のキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)の両親が経営するパーティー用品会社が、「成人向け」衣装の販売を始めたと英紙が21日、伝えた。

 キャサリン妃の父母のマイケル・ミドルトン(Michael Middleton)さんとキャロル(Carole Middleton)さん夫妻は、誕生日やバレンタインデー向けなどさまざまなパーティー用品を販売する「Party Pieces」を経営しているが、このウェブサイトの「成人向け」カテゴリーに、新たに衣装を販売するコーナーが設けられた。

 このコーナーを見ると、網タイツ姿の「フレンチメード」の衣装や膝丈スカートのスリットからストッキングをはいた片足がのぞく「女海賊」などセクシーな衣装や、赤と黒のミニドレス風「テントウムシ」の衣装などがある。男性用にはスーパーマンの衣装も。

 パンパンに膨らんだ相撲の力士の衣装は、英大衆紙デーリー・メール(Daily Mail)によれば「これほど笑える衣装は他にはない」そうだ。

 だが、英国メディアのなかには、ミドルトン夫妻のこうした趣向を疑問視する論調も出ている。夫妻に対しては、娘のキャサリン妃とウィリアム王子(Prince William)とのご成婚記念グッズで一もうけするなど、英王室とのコネをビジネスに利用しているとの批判もある。

 一方、英王室の一員となった後も、多くの国民から親しみをこめて「ケイト」と呼ばれるキャサリン妃は、今月30歳の誕生日を迎えた。前年4月に王位継承順位2位となるウィリアム王子と結婚し世界中が注目する立場となってからも、キャサリン妃の行動にはそつがないとの見方が大勢だ。(c)AFP

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【参考】Party Piecesのウェブサイト(英語)