同種幹細胞の薬剤を世界で初めて認可、韓国
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【1月20日 AFP】韓国食品医薬品安全庁(Korea Food and Drug Administration、KFDA)は19日、他人から採取した幹細胞を使った薬剤を世界で初めて認可したと発表した。
この薬剤は、さい帯血専門会社のメディポスト(Medipost)が開発した「Cartistem」。新生児のさい帯血から開発した幹細胞を使って、膝関節軟骨を再生する。
同庁は声明で、「Cartistemは世界で初めて認可された同種幹細胞(同じ種の別個体から採取した幹細胞)の薬剤であり、変形性関節症の治療に新たなチャンスを提供する」と述べた。使用方法は、外科手術を介して膝に注入する。
Cartistemの開発は2001年から進められてきた。臨床試験は昨年から米国で実施されており、大人数を対象にする最終的な臨床試験は2015年に始まる予定だという。メディポスト広報によると、世界最大手の製薬会社のうち2社が製造許可の取得に乗り出しているという。(c)AFP
この薬剤は、さい帯血専門会社のメディポスト(Medipost)が開発した「Cartistem」。新生児のさい帯血から開発した幹細胞を使って、膝関節軟骨を再生する。
同庁は声明で、「Cartistemは世界で初めて認可された同種幹細胞(同じ種の別個体から採取した幹細胞)の薬剤であり、変形性関節症の治療に新たなチャンスを提供する」と述べた。使用方法は、外科手術を介して膝に注入する。
Cartistemの開発は2001年から進められてきた。臨床試験は昨年から米国で実施されており、大人数を対象にする最終的な臨床試験は2015年に始まる予定だという。メディポスト広報によると、世界最大手の製薬会社のうち2社が製造許可の取得に乗り出しているという。(c)AFP