【12月26日 AFP】米国の15歳の少年登山家、ジョーダン・ロメロ(Jordan Romero)君が24日、南極大陸の最高峰ビンソン・マシフ(Vinson Massif、4897メートル)の登頂に成功し、7大陸最高峰制覇の最年少記録を更新した。

 ロメロ君の登山チームのウェブサイトによると、登山チームは24日にビンソン・マシフの登頂に成功。翌25日にベースキャンプに帰着した。ロメロ君らは当初、25日のクリスマスに記録を達成する計画だったが、天候を考慮し予定を1日早めて24日に登頂したという。

 ロメロ君は10歳でアフリカ大陸の最高峰キリマンジャロ(Kilimanjaro、5895メートル)、13歳だった2010年に世界最高峰エベレスト(Everest、中国名チョモランマ、8848メートル)の登頂に、それぞれ史上最年少で成功した。

 これまでの7大陸最高峰制覇の最年少記録は、ことし5月に英国のジョージ・アトキンソン(George Atkinson)君が達成した16歳だった。(c)AFP

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