【11月12日 Relaxnews】世界の言語のトレンドを分析・追跡する米グローバル・ランゲージ・モニター(Global Language Monitor)は9日、今年の英語メディアに最も多く登場した名前を発表した。

 グローバル・ランゲージ・モニターは7万5000点の英語の印刷・電子メディアを調査。トップは米週刊誌タイム(Time)のパーソン・オブ・ザ・イヤー(Person of the Year、今年の人)に選ばれるのではないかとうわさされている、10月5日に亡くなった米アップル(Apple)のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)元CEOだった。

 ジョブズ氏は、2位のウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者を約30パーセント引き離したという。

トップ10は以下の通り。

1:スティーブ・ジョブズ
2:ウサマ・ビンラディン/シール・チーム6――アルカイダの最高指導者と、ビンラディン容疑者を殺害した特殊部隊。
3:フクシマ――原発事故のあった場所。
4:モハメド・ブアジジ――警官の仕打ちに抗議して自らに火を放ったチュニジア人男性。「アラブの春」のきっかけとなった。
5:胡錦濤――中国国家主席。
6:ケイト・ミドルトン――英ウィリアム王子(Prince William)の妻。
7. ムアマル・カダフィ――リビアの元最高指導者。
8:オバマ大統領――米国大統領。
9:PIIGS――ユーロ圏で経済危機にあえぐポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペインの頭文字から作られた言葉。
10:ロコモティブ・ヤロスラブリ――旅客機「ヤク42(Yak-42)」の墜落で、所属選手ほぼ全員が死亡する惨事に見舞われたロシアのプロのアイスホッケーチーム。

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