ギザのクフ王のピラミッド閉鎖、11年11月11日に「謎の儀式」?
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【11月11日 AFP】エジプト考古学庁は10日、カイロ(Cairo)郊外にあるギザの大ピラミッド(Great pyramid of Giza)を11日いっぱい閉鎖すると発表した。
11年11月11日と「1」が並ぶこの日、ピラミッド内で怪しげな儀式が行われるとのうわさがインターネット上で流れており、ネットユーザーらからの「圧力」が決定の理由だという。
エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)も同日声明を出し、閉鎖を確認した。ただし、補修の必要があるためとしか説明していない。
11日、世界各国から数千人が大ピラミッドに集まり、踊りなどの儀式を行うとのうわさがあり、米SNSフェイスブック(Facebook)上にはこの日を特集するページが複数立ち上げられている。11年11月11日午前11時11分に超常現象が起きると信じている人や、9.11米同時多発テロなどを引き合いに出して、数字の11と災害の不可思議な結びつきを指摘する人もいる。
大ピラミッドはクフ王(Cheops)のピラミッドとも呼ばれ、ギザの3つのピラミッドの中では最大。古代の7不思議の中で唯一現存する建造物だ。(c)AFP