アップル端末と一緒に使う、生活習慣改善リストバンド「UP」
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【11月5日 AFP】ファッション性とテクノロジーの融合で知られる無線イヤホンメーカー、ジョウボーン(Jawbone)は、米アップル(Apple)の携帯端末のアプリを使って食事や睡眠、運動などの生活改善を支援するリストバンドを今週発表した。
「UP」と名づけられたこのリストバンドは、アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」やタブレット型端末「iPad(アイパッド)」、携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」のアプリと組み合わせて、ユーザーの生活習慣を健康的なものに変えていく目的で設計されている。
外見はシンプルなリストバンドだが、体の動きや睡眠パターンなどを感知するセンサーが内蔵されており、歩いた歩数や睡眠の深さを知ることができる。またアップル製品搭載のカメラで自分の食事メニューを撮影・記録でき、食事を消化した後の気分まで尋ねてくる。運動をしているか、オフィスで歩いているか、ベッドで眠っているかなど、1日の活動レベルの追跡も可能だ。さらには睡眠時間の長さや睡眠の質までも記録する。
iPhoneやiPad、iPod への情報転送は無料アプリで行える。データは棒グラフと時間記録で表示され、ユーザーが自分で立てた目標にどれだけ近づいているかが分かる。
付属の目覚まし機能は、起床しやすいように睡眠サイクルで眠りが浅い時にあわせて静かにバイブレーターでユーザーを起こす。バイブレーターは、ユーザーがあまりに長時間座り続けている時に「立って動くよう」促すために鳴らすこともできる。
また友人と一緒に生活改善の目標をたて、ネットワークで励ましあいながら達成を目指そうというアプリもある。あるいは、週末に誰が一番たくさん寝たか、1週間に誰が一番多く歩いたかなどを競うゲームアプリもある。友人同士でチームを作り、一緒に「トレーニング」することも可能だ。
■スマートに健康的な日常生活を
ジョウボーンのトラビス・ボガード(Travis Bogard)副社長は「伝染病より生活習慣病で亡くなる人のほうが多いという統計を見て我々はとても驚いた。健康というものは、週に3回ジムに行ったり、サラダを選んだりといったことではなく、毎日の生活の中の何千もの選択の結果として作られるものだ。そのためには日常の振る舞いをスマートにしていくしかない」と語った。「そうしようと予定していたわけでもないのにフェイスブック(Facebook)には1時間も使う。我々は健康のためのことも同じようにしたいと思った」
ジョウボーンでは、NPOの「Alliance for a Healthier Generation(健康な新世代のための同盟)」やSNSのDailyFeats、医療・健康に関する情報共有コミュニティサイト「GEヘルシーマジネーション(GE Healthymagination)」、スポーツジム・チェーンの「24アワー・フィットネス(24 Hour Fitness)」と提携し、UPの購入時に目標設定をし、登録できるようにする。
UPは6日から、ジョウボーンのウェブサイト「jawbone.com」や米国内のアップルストア(Apple Store)のほか、米家電販売大手ベストバイ(Best Buy)などスマートフォン取扱店で販売される。米国外では17日の英国発売を皮切りに、年末までに世界各地での発売を予定している。(c)AFP/Glenn Chapman
【参考】ジョウボーンのサイト(日本語)
「UP」と名づけられたこのリストバンドは、アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」やタブレット型端末「iPad(アイパッド)」、携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」のアプリと組み合わせて、ユーザーの生活習慣を健康的なものに変えていく目的で設計されている。
外見はシンプルなリストバンドだが、体の動きや睡眠パターンなどを感知するセンサーが内蔵されており、歩いた歩数や睡眠の深さを知ることができる。またアップル製品搭載のカメラで自分の食事メニューを撮影・記録でき、食事を消化した後の気分まで尋ねてくる。運動をしているか、オフィスで歩いているか、ベッドで眠っているかなど、1日の活動レベルの追跡も可能だ。さらには睡眠時間の長さや睡眠の質までも記録する。
iPhoneやiPad、iPod への情報転送は無料アプリで行える。データは棒グラフと時間記録で表示され、ユーザーが自分で立てた目標にどれだけ近づいているかが分かる。
付属の目覚まし機能は、起床しやすいように睡眠サイクルで眠りが浅い時にあわせて静かにバイブレーターでユーザーを起こす。バイブレーターは、ユーザーがあまりに長時間座り続けている時に「立って動くよう」促すために鳴らすこともできる。
また友人と一緒に生活改善の目標をたて、ネットワークで励ましあいながら達成を目指そうというアプリもある。あるいは、週末に誰が一番たくさん寝たか、1週間に誰が一番多く歩いたかなどを競うゲームアプリもある。友人同士でチームを作り、一緒に「トレーニング」することも可能だ。
■スマートに健康的な日常生活を
ジョウボーンのトラビス・ボガード(Travis Bogard)副社長は「伝染病より生活習慣病で亡くなる人のほうが多いという統計を見て我々はとても驚いた。健康というものは、週に3回ジムに行ったり、サラダを選んだりといったことではなく、毎日の生活の中の何千もの選択の結果として作られるものだ。そのためには日常の振る舞いをスマートにしていくしかない」と語った。「そうしようと予定していたわけでもないのにフェイスブック(Facebook)には1時間も使う。我々は健康のためのことも同じようにしたいと思った」
ジョウボーンでは、NPOの「Alliance for a Healthier Generation(健康な新世代のための同盟)」やSNSのDailyFeats、医療・健康に関する情報共有コミュニティサイト「GEヘルシーマジネーション(GE Healthymagination)」、スポーツジム・チェーンの「24アワー・フィットネス(24 Hour Fitness)」と提携し、UPの購入時に目標設定をし、登録できるようにする。
UPは6日から、ジョウボーンのウェブサイト「jawbone.com」や米国内のアップルストア(Apple Store)のほか、米家電販売大手ベストバイ(Best Buy)などスマートフォン取扱店で販売される。米国外では17日の英国発売を皮切りに、年末までに世界各地での発売を予定している。(c)AFP/Glenn Chapman
【参考】ジョウボーンのサイト(日本語)