【8月25日 AFP】米経済誌「フォーブス(Forbes)」が24日発表した「世界で最も影響力のある女性100人」で、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相が1位に選ばれた。

 欧州連合(EU)の「紛れもない」リーダーであり、EUで唯一の「真のグローバル経済」のリーダーでもあると評価された。メルケル氏が1位に選ばれたのは、2005年11月の首相就任以来5回目。昨年は米国のミシェル・オバマ(Michelle Obama)大統領夫人に首位の座を奪われ、4位に終わっていた。

 2位はヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官、3位は1月1日にブラジル初の女性大統領になったジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)氏だった。

 国別では、米国人が100人中65人と圧倒的に多く、次いでオーストラリア人、中国人、インド人、英国人の各3人だった。

 最年少は11位のレディー・ガガ(Lady Gaga)で25歳、最高齢は49位に入った英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)で85歳だった。(c)AFP