フィンランドの「奥さま運び世界大会」、王者カップルが3連覇
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【7月3日 AFP】フィンランド中部ソンカヤルビ(Sonkajarvi)で毎年恒例の「奥さま運び世界大会」が開催され、前年と一昨年の王者カップルが今年も優勝し、史上初の3連覇を飾った。主催者が2日、発表した。
大会は10か国から47組が参加。観客数は6500人に上った。優勝者の46歳の弁護士、タイスト・ミエッティネン(Taisto Miettinen)さんは、「奥さま」の脚を首に巻き付けて背負い、障害物やプールなどを越えて1分で253メートルを走りきった。
1秒差で2位となったのはエストニアのライバル・カップル。3位にはリトアニアのカップルがつけた。
この競技大会は、19世紀末に地元の森に暮らした盗賊、ヘルッコ・ロスボ・ロンカイネン(Herkko Rosvo-Ronkainen)という人物の伝承を受け継いで行われている。この盗賊は、付近の村から食料などを盗み、ときには女性を連れ去ったという。
優勝したミエッティネンさんは、電話取材に「水の障害物がより深かったから、前年よりもトリッキーなコースだったね」と語った。「それに気温もきつかった。30度は暑すぎるよ」
過去13回の大会に出場するミエッティネンさんの勝利の秘けつは、普段からスキーブーツを履いてコースを走り、筋力をつけることにあるという。ミエッティネンさんの「妻」として背負われたのは、実は妻ではなく妻役の友人クリスティナ・ハーパネン(Kristiina Haapanen)さん。16年前から行われるこの大会で3連覇を達成したカップルは史上初めてだ。(c)AFP
大会は10か国から47組が参加。観客数は6500人に上った。優勝者の46歳の弁護士、タイスト・ミエッティネン(Taisto Miettinen)さんは、「奥さま」の脚を首に巻き付けて背負い、障害物やプールなどを越えて1分で253メートルを走りきった。
1秒差で2位となったのはエストニアのライバル・カップル。3位にはリトアニアのカップルがつけた。
この競技大会は、19世紀末に地元の森に暮らした盗賊、ヘルッコ・ロスボ・ロンカイネン(Herkko Rosvo-Ronkainen)という人物の伝承を受け継いで行われている。この盗賊は、付近の村から食料などを盗み、ときには女性を連れ去ったという。
優勝したミエッティネンさんは、電話取材に「水の障害物がより深かったから、前年よりもトリッキーなコースだったね」と語った。「それに気温もきつかった。30度は暑すぎるよ」
過去13回の大会に出場するミエッティネンさんの勝利の秘けつは、普段からスキーブーツを履いてコースを走り、筋力をつけることにあるという。ミエッティネンさんの「妻」として背負われたのは、実は妻ではなく妻役の友人クリスティナ・ハーパネン(Kristiina Haapanen)さん。16年前から行われるこの大会で3連覇を達成したカップルは史上初めてだ。(c)AFP