【7月1日 AFP】オーストラリアのメルボルン動物園(Melbourne Zoo)で母親に抱かれる、3週間前に生まれたコロブスの赤ちゃん。

 オナガザル科コロブス亜科のサルで、赤ちゃんは全身が白い毛皮に覆われ、数か月たたないと黒い毛は生えてこない。

 アンゴラやコンゴ民主共和国、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、タンザニア、ケニアなどに分布するクロシロコロブスは、植民地時代に毛皮目的の狩猟で大幅に生息数が減った。しかし、最大の脅威は生息地の環境破壊と、食肉として都市部に供給するために行われる大規模な狩猟だ。(c)AFP