【6月9日 AFP】英財閥ロスチャイルド(Rothschild)家の女性がかつて所有していたティアラが8日、英ロンドン(London)で行われたクリスティーズ(Christie's)のオークションに出品され、116万1250ポンド(約1億5000万円)で落札された。

 ティアラは真珠とダイヤモンドを散りばめたもので、後に首相となった貴族ローズベリー伯(Earl of Rosebery)と結婚し、1874年に父親のメイアー・アムシェル(Mayer Amschel)氏が死亡した際には英国で最も裕福な女性となったハンナ・ロスチャイルド(Hannah de Rothschild)氏がかつて所有していた。

 ハンナ氏の宝石は合計3点が出品され、総落札額は173万8500ポンド(約2億3000万円)に上った。(c)AFP

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