性犯罪被害と服装は無関係、豪州でデモ行進
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【5月30日 AFP】性被害を恐れずに好きな服装をしたいと主張する女性たちがカナダで始めた運動「スラットウォーク(SlutWalk)」が28日、オーストラリアに「初上陸」し数千人が参加した。
「スラットウォーク」は4月、カナダのトロント(Toronto)で、警察官が「性犯罪被害を避けるため、女性たちは、ふしだら(スラット)な服装をすべきではない」と発言したことに抗議する形で始まった。
こうした問題はカナダだけでなくグローバルな問題だと考えたオーストラリアのローレン・クレア(Lauren Clair)さん(27)が、メルボルン(Melbourne)での「スラットウォーク」を企画し、フェイスブック(Facebook)で参加を呼びかけたところ、2500人ほどが集まった。
女性は服装で判断されがちだが、挑発的な服装の女性が性被害にあいやすいとの認識は間違いだと、クレアさんは指摘する。
「スラットウォーク」の参加者たちは、メルボルン市内の通りを「何を着ようと、どこへ行こうと、良いものは良い。ダメなものはダメ」などと叫びながら行進した。中心は女性たちだったが、性別に関わらず多数の人が参加したという。
カナダのほか、「スラットウォーク」は米国でも広まっている。(c)AFP
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「スラットウォーク」は4月、カナダのトロント(Toronto)で、警察官が「性犯罪被害を避けるため、女性たちは、ふしだら(スラット)な服装をすべきではない」と発言したことに抗議する形で始まった。
こうした問題はカナダだけでなくグローバルな問題だと考えたオーストラリアのローレン・クレア(Lauren Clair)さん(27)が、メルボルン(Melbourne)での「スラットウォーク」を企画し、フェイスブック(Facebook)で参加を呼びかけたところ、2500人ほどが集まった。
女性は服装で判断されがちだが、挑発的な服装の女性が性被害にあいやすいとの認識は間違いだと、クレアさんは指摘する。
「スラットウォーク」の参加者たちは、メルボルン市内の通りを「何を着ようと、どこへ行こうと、良いものは良い。ダメなものはダメ」などと叫びながら行進した。中心は女性たちだったが、性別に関わらず多数の人が参加したという。
カナダのほか、「スラットウォーク」は米国でも広まっている。(c)AFP
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