【4月28日 AFP】29日に永遠の愛を誓う英国のウィリアム王子(Prince William)とケイト・ミドルトン(Kate Middleton)さん(29)。28日に公開された列席者向けプログラムによると、ケイトさんの誓いの言葉から「(夫に)従う」という言葉が外されているようだ。

 8年の交際を経て王子と結婚するケイトさんは、代々の王室の結婚式で使われてきた「obey(従い)」という言葉を削除し、「(夫を)愛し、慰め、敬い、共に生涯を送ります」と誓うものとみられる。ウィリアム王子の母親、故ダイアナ元妃(Princess Diana)も1981年のチャールズ皇太子(Prince Charles)との結婚式で「obey」という言葉を使わなかった。

 プログラムには、フォトグラファーのマリオ・テスティーノ(Mario Testino)氏による、これまで公開されていない2人のモノクロのポートレートが印刷されているほか、多くの国民が結婚を喜んでくれたことに感動したというロイヤルカップルのメッセージも掲載されている。当日の式場周辺には、約50万人が詰めかけると予想されている。(c)AFP