【4月28日 AFP】手こぎボートによるインド洋単独横断を目指してオーストラリアを今月13日に出港した英国人女性が26日、浄水装置の故障により、同国沖で救助された。

 環境活動家のロズ・サベージ(Roz Savage)さん(43)は5~6か月をかけて、豪西部フリマントル(Fremantle)から、6500キロ先のインド・ムンバイ(Mumbai)のゲートウェイ・オブ・インディア(Gateway of India)を目指していた。

 しかし、一時は300カイリ(約560キロ)ほど進んだものの、強風のためフリマントルから100カイリ(約185キロ)の位置まで押し戻され、しかも海水を飲用水に蒸留する小型淡水化装置が故障。救助を呼ばざるを得なくなり、最終的には豪西部リーマン(Leeman)から約20カイリ(約37キロ)沖で保護されたという。

 サベージさんはブログで、故障した装置を取り替えて再度、挑戦する意向を示している。(c)AFP

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