【3月24日 AFP】米アップル(Apple)は、「iTunes」を通じて同社の携帯端末向けに提供され、物議を醸していた「同性愛を治す」アプリについて、22日夜に削除したことを明らかにした。

 このアプリを提供したキリスト教団体エクソダス・インターナショナル(Exodus International)は23日、アプリの削除を確認したと発表し、「公共の場での機会均等を否定するアップルの決断には大いに失望している」とする声明を出した。

 このアプリをめぐっては、オンライン署名サイト「change.org」上に削除を求めて署名する人が後を絶たず、署名者は23日までに15万人を超えていた。(c)AFP/Glenn Chapman

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