ロシア・シベリアに「州立イエティ研究所」の開設計画
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【3月24日 AFP】ロシア・シベリア西部ケメロボ(Kemerovo)州の教育・科学当局は23日、「雪男」とも呼ばれる謎の未確認生物「イエティ」の研究センターを開設する計画を発表した。年内に同州の町タシュタゴル(Tashtagol)が主催するイエティ専門家の国際会議の結果を見て、正式発表する方針だという。
イエティは、毛深いサルのような伝説上の生き物で、主にヒマラヤに生息するとされるが、タシュタゴル周辺の山岳地帯のようなシベリア奥地にも生息地があると主張する人もいる。
ケメロボ州当局者によると、イエティ研究者のイゴール・ブルツェフ(Igor Burtsev)氏は、研究所ができれば約30人のロシア人イエティ研究者が共同で研究できると話しているという。
ブルツェフ氏は先にタス通信(ITAR-TASS)に対し、ケメロボ州立大学(Kemerovo State University)の1機関としてイエティ研究所が設立されると語ったが、大学側はただちに「イエティ研究は当大学の科学的関心の範囲外にある」との声明を出して強く否定していた。
ケメロボ州はイエティの目撃情報を観光振興に利用しており、「イエティの日」を定めているほか、今年は「イエティの世界で」という氷の彫刻コンテストも開く予定。(c)AFP
【関連記事】日本の探索隊、イエティの撮影に至らず
イエティは、毛深いサルのような伝説上の生き物で、主にヒマラヤに生息するとされるが、タシュタゴル周辺の山岳地帯のようなシベリア奥地にも生息地があると主張する人もいる。
ケメロボ州当局者によると、イエティ研究者のイゴール・ブルツェフ(Igor Burtsev)氏は、研究所ができれば約30人のロシア人イエティ研究者が共同で研究できると話しているという。
ブルツェフ氏は先にタス通信(ITAR-TASS)に対し、ケメロボ州立大学(Kemerovo State University)の1機関としてイエティ研究所が設立されると語ったが、大学側はただちに「イエティ研究は当大学の科学的関心の範囲外にある」との声明を出して強く否定していた。
ケメロボ州はイエティの目撃情報を観光振興に利用しており、「イエティの日」を定めているほか、今年は「イエティの世界で」という氷の彫刻コンテストも開く予定。(c)AFP
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