【3月23日 AFP】わずか4歳で急逝したドイツ･ベルリン動物園（Berlin Zoo）の世界的人気者、ホッキョクグマのクヌート（Knut）について、死因は脳障害である可能性があるとする予備的検視結果が22日発表された。

　同動物園は21日に行われた予備的な検視の結果として、「脳に見られた大きな損傷が突然死の原因である可能性がある」とする声明を発表した。

　ほかの臓器には何の異常も認められなかったという。今後、詳しい検視が行われる。

　一方、動物園のファン組織「Friends of the Capital Zoos」は、クヌートの記念碑を建立するための募金を始めた。同組織の会長は、「クヌートは人々の心の中に生き続けるでしょう。しかし、彼という特別な存在が代々語り継がれていくよう、記念碑を建てたいと思っています」と語った。(c)AFP

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