【2月9日 AFP】ウィリアム英王子(Prince William)との婚約発表会見の際、ケイト・ミドルトン(Kate Middleton)さんはどんな気分で王子の横に立っていたのだろう――それを知りたいウィリアム王子ファンは、等身大ろう人形の横に立って実際に確かめてみよう。

 4月29日の2人の挙式を前に米アーティスト、ジェニファー・ルーベル(Jennifer Rubell)さん(40)が作成したウィリアム王子の等身大ろう人形の展示が、8日からロンドン(London)で始まった。

 ミドルトンさんに渡されたダイヤモンドとサファイヤの婚約指輪があって、この展示も初めて完成する。用意されている婚約指輪のレプリカを指に滑り込ませ、王子の腕に手をまわして立てば、空想から抜け出した王室の花嫁が完成だ。

「女性にとっては宝くじにあたったも同然」とルーベルさんは語る。「ウィリアム王子は『生きた本物の王子様』よ」

 ルーベルさんはもともとニューヨーク(New York)でグルメ記者だったこともあり、展示には英王室と大英帝国に関係の深いラム酒やジン、マディラ・ワイン、ウイスキー、スロージンの5種類のアルコール類も添えた。「幸せなカップル気分で乾杯することができるわ」とルーベンさんは微笑んだ。(c)AFP