【1月19日 AFP】日本のトイレはシャワー機能や香水噴出機能などきわめて多機能なものもあり、初めて訪日した外国人をとまどわせることも多いが、エンターテインメントメーカーのセガ(Sega)はさらに一歩前に進もうとしている。

 同社は都内と千葉県の居酒屋やアミューズメント施設の計4か所の男性用トイレにゲーム機「トイレッツ(Toylets)」を設置し、今月31日までの予定でテストをしている。それぞれの小便器には圧力センサーが付いていて、目の高さに小型のデジタルディスプレーがある。

 遊べるゲームは4種類。「落書き早消し」ゲームは、便器に設置された圧力センサーにおしっこをかけて、ディスプレーに表示された落書きを消すゲーム。「溜めろ!小便小僧!」はおしっこの量を測れるというもの。「北風と太陽とアタシ」はおしっこの勢いで画面に映った女性のスカートがめくれるというゲーム。「ぶっかけバトル!鼻から牛乳」は自分の前におしっこをした人と、おしっこの勢いで勝負するゲームだ。

 ゲームを楽しんだ後、ディスプレーに広告が表示される。セガ広報によると、具体的な商品化の予定はないとのこと。(c)AFP

【参考】「トイレッツ」の公式サイト