ブロック塀の穴にはまったシェパードを救助、米カリフォルニア州
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【12月30日 AFP】米カリフォルニア(California)州の動物救助隊は今週、救助要請を受けた。生後8か月のジャーマン・シェパードの頭がブロック塀の穴にはまってしまい、抜けなくなったというのだ。
ロサンゼルス(Los Angeles)の東にあるデザート・ホット・スプリングス(Desert Hot Springs)に救助隊が駆けつけると、レベル(Rebel)という名のシェパード犬が厚さ約45センチのブロック塀のこちら側に頭だけ突き出し、クンクン鳴いていた。レベルの体は壁の向こう側だ。
リバーサイド(Riverside)郡アニマルサービスの隊員ジェームズ・ハフマン(James Huffman)さんはそのときをこう振り返る。「最初に見たときは『どうやって、はまったんだ?』と思ったよ。そもそも、なんでこんなにぴったりの穴が開いてたんだろうってね。ありえないシチュエーションだよ。動物でも追いかけてたのか、ただ好奇心で穴の反対側をのぞこうとしたのか、どうしてああなったのかは分からないね」
レベルが普通に呼吸していることを確認したハフマンさんは、同僚のへクター・パラフォックス(Hector Palafox)さんとそれぞれ壁の両側にまわり、1人がレベルの頭を、1人がレベルの体を担当した。頭を受け持ったパラフォックスさんが救助作業中にけがをしないようにレベルの耳を押さえ、2人は注意深くイヌの頭を引き抜いた。救助にはおよそ30分かかった。
ハフマンさんによると、レベルは非常に協力的だったという。「僕たちが強く押しすぎると、それは強すぎるって知らせてくれたし、一緒にがんばってくれた。後ろ足をふんばって、僕たちが思っている方向に抜けやすいよう加減もしていた。僕たちが助けようとしていることを、理解してたんだ」
救助隊の2人はレベルの飼い主に対し、壁の近くにレベルを行かせないこと、またレベルにとっては不運にもサイズがぴったりだった穴に金網をかけるよう指導した。(c)AFP
ロサンゼルス(Los Angeles)の東にあるデザート・ホット・スプリングス(Desert Hot Springs)に救助隊が駆けつけると、レベル(Rebel)という名のシェパード犬が厚さ約45センチのブロック塀のこちら側に頭だけ突き出し、クンクン鳴いていた。レベルの体は壁の向こう側だ。
リバーサイド(Riverside)郡アニマルサービスの隊員ジェームズ・ハフマン(James Huffman)さんはそのときをこう振り返る。「最初に見たときは『どうやって、はまったんだ?』と思ったよ。そもそも、なんでこんなにぴったりの穴が開いてたんだろうってね。ありえないシチュエーションだよ。動物でも追いかけてたのか、ただ好奇心で穴の反対側をのぞこうとしたのか、どうしてああなったのかは分からないね」
レベルが普通に呼吸していることを確認したハフマンさんは、同僚のへクター・パラフォックス(Hector Palafox)さんとそれぞれ壁の両側にまわり、1人がレベルの頭を、1人がレベルの体を担当した。頭を受け持ったパラフォックスさんが救助作業中にけがをしないようにレベルの耳を押さえ、2人は注意深くイヌの頭を引き抜いた。救助にはおよそ30分かかった。
ハフマンさんによると、レベルは非常に協力的だったという。「僕たちが強く押しすぎると、それは強すぎるって知らせてくれたし、一緒にがんばってくれた。後ろ足をふんばって、僕たちが思っている方向に抜けやすいよう加減もしていた。僕たちが助けようとしていることを、理解してたんだ」
救助隊の2人はレベルの飼い主に対し、壁の近くにレベルを行かせないこと、またレベルにとっては不運にもサイズがぴったりだった穴に金網をかけるよう指導した。(c)AFP