巨大シュレッダーで厄払い、米タイムズ・スクエア
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【12月29日 AFP】一部のニューヨーカーにとって、ただ楽しみに待っているだけでは良い新年は訪れない。28日はその年、一番嫌だった出来事や思い出を紙に書き出し、タイムズ・スクエア(Times Square)に置かれた巨大シュレッダーにかける「厄介払いの日(Good Riddance Day)」だった。
ニューヨーク在住のメリッサ・アルトマン(Melissa Altman)さんは何を書いたかと聞かれ、「しばらくの間好きだったけれど今は目の前から消えて欲しいと思っている相手の名前」と答えた。別の女性も「私が存在していることさえも知らなかった男性」の名前を書いてごみ箱に投げ込んだ。
集まった紙は、トラックほどもある大型シュレッダーにまとめて投げ込こまれた。
ブロードウェー(Broadway)でミュージカルに出演している俳優の2人組は、米軍が最近撤廃した「同性愛公言禁止規定」を表すフレーズ「聞かない、言わない(Don't Ask, Don't Tell)」を紙に書いてシュレッダーに入れた。
ハイテク版厄払いの効き目のほどは定かでないが、シュレッダーが紙を切り刻んでくれることだけは確かだ。タイムズ・スクエアのイベント担当者は「任せてください。シュレッダーにかけた出来事に二度と出会うことはありません」と太鼓判を押す。
紙ふぶきのように細かくなった「悪い思い出」は、トイレット・ペーパーとしてリサイクルされる。
27日の吹雪で積もった雪が残っているため、例年の「厄介払いの日」と比べると人出は少なかったが、31日の大晦日は寒さが和らぐ見込みで、ニューヨークのカウントダウンのシンボルであるこのタイムズ・スクエアに今年も数十万人の人出が予想されている。(c)AFP
ニューヨーク在住のメリッサ・アルトマン(Melissa Altman)さんは何を書いたかと聞かれ、「しばらくの間好きだったけれど今は目の前から消えて欲しいと思っている相手の名前」と答えた。別の女性も「私が存在していることさえも知らなかった男性」の名前を書いてごみ箱に投げ込んだ。
集まった紙は、トラックほどもある大型シュレッダーにまとめて投げ込こまれた。
ブロードウェー(Broadway)でミュージカルに出演している俳優の2人組は、米軍が最近撤廃した「同性愛公言禁止規定」を表すフレーズ「聞かない、言わない(Don't Ask, Don't Tell)」を紙に書いてシュレッダーに入れた。
ハイテク版厄払いの効き目のほどは定かでないが、シュレッダーが紙を切り刻んでくれることだけは確かだ。タイムズ・スクエアのイベント担当者は「任せてください。シュレッダーにかけた出来事に二度と出会うことはありません」と太鼓判を押す。
紙ふぶきのように細かくなった「悪い思い出」は、トイレット・ペーパーとしてリサイクルされる。
27日の吹雪で積もった雪が残っているため、例年の「厄介払いの日」と比べると人出は少なかったが、31日の大晦日は寒さが和らぐ見込みで、ニューヨークのカウントダウンのシンボルであるこのタイムズ・スクエアに今年も数十万人の人出が予想されている。(c)AFP